こんにちわ^^
最近目覚めがよくなった学生カメラマンのれお(@leot_theta)です!
長かった夏も終わり、哀愁漂う季節になってきましたね。
秋も深まるとやってくるのがイルミネーション!
例年多くの人でにぎわっているほどの人気ですが、いざカメラ構えて撮るとなんか思ってたんと違う…そんな経験ありませんか?
そんな経験がある方のために、なぜうまく撮れないのか、今年のイルミネーションにときめく写真の撮り方をお伝えしたいと思います!
また、撮影するときに持っておきたいおすすめのレンズフィルターも紹介します^^
レンズフィルターといっても、一眼カメラはもちろん、スマホ用のフィルターもありますよ^^
イルミネーションなぜうまく撮れないのか
イルミネーションがうまく撮れない原因は大きく分けて3つあります。
その3つをお伝えしますね!
原因1:オーバー露出
まず挙げられる原因は「オーバー露出」です。
オーバー露出とは、特定の部分または全体が明るすぎることによって白くなってしまうことです汗
よく言われるのが「白トビ」ですね。
イルミネーションは、暗い夜にある被写体のため、画面に収めるとなるとどうしても暗くなりがちです。
カメラ側はその暗さを補うように明るさ補正する性質があります。
すると意図せぬ場所が明るくなりすぎてしまう場合があります(;^ω^)
これがオーバー露出の正体です…
原因2:ノイズ発生
続いては、ノイズが発生することで写真の魅力が半減してしまうことについてです。
先ほど述べた「オーバー露出」と被りますが、カメラは暗さを補うように露出を上げる性質があります。
どうやって挙げているのかというと、電子的に感度を上げているんです。
感度(ISO感度)が高いとノイズも生じやすくなります(;^ω^)
明るすぎる上にノイズも発生するという魅力半減の写真になってしまうゆえんです…泣
原因3:主題が定まってない
3つ目は、主題が定まっていない写真になってしまってるかどうかです。
写真が上手になるコツとしてれおはよく、「主題を意識すること」をお伝えしていますが、イルミネーションも同様です^^
主題というのは、最も強調されるべき被写体、一番伝えたい被写体をいいます。
この場合の主題はイルミネーション、そのはずが主題より強調されているものはないか?これをよく考えて撮影するのが上手に撮れるコツです!
たとえばイルミネーションより(意図せぬ)車や人が強調されてしまってないか?背景がごちゃごちゃしていないか?ですね!
車や人を被写体にする場合は、イルミネーションは「副題」になるんですが、車や人という主題が一番強調されるように撮ると良いですよ^^
イルミネーション撮影のコツ
つぎに、お待ちかねのイルミネーション撮影のコツをお伝えします!
先ほど述べたような原因を解決する感じでお伝えしますね^^
れおが実際に撮影した経験談、ならびに複数の著名な写真系サイトに基づいてお話します。
れおの経験談については自分の主観が混じっているため、あくまで1つの方法としてご覧いただければと思います。
1:玉ボケを作ろう(主題は何か定めよう)
まず、主題は何か?を定めるために玉ボケを意識してみましょう^^
玉ボケとは、一点の光をぼかすことによってできるものをいいます。
イルミネーションは1点の光が数えきれないほどあるので、それらをとことん生かしてみましょう!
上の画像のように、一つの光にフォーカスを当てて、他の光は玉ボケを作ることで立体感が生まれ、より美しい写真になります!
玉ボケを作った写真を撮る場合、焦点距離100mm以上の望遠レンズがおすすめ!
④が特に大事といったのは、F値が大きい(F4~)とボケにくくなり、逆にF値が小さすぎると口径食(玉のように丸くならずレモンのような楕円形になる現象)が生じてしまうからなんです…(;^ω^)
玉ボケができるためには、④の手順ができてるかどうかにかかっています!
玉ボケが綺麗にできることで、主題とする被写体(ピントが合った被写体)を際立たせることができますよ!
2:ISO感度をできる限り低く(オーバー露出・ノイズ抑制)
暗い夜に照らし出すイルミネーションを撮影するとき、明るさ補正されることによるノイズ発生を抑制するためISO感度を極力下げて撮影してみましょう^^
目安としてISO100~200が良いとされています。(オートは外しておきます)
最近の中級以上向けのカメラはノイズ除去機能が備わっていることがあるので、その場合はあえて高感度にし、レタッチの過程でノイズ除去するのもアリですが、
低感度で最初から撮影することでレタッチもスムーズになります!
状況によっては低感度だと暗すぎることもありますよね…
そのときは次に説明する露出補正を使ってみるのが良いです!
3:露出補正を使いこなそう
そんな時に役立つのが「露出補正」です(^^)
撮影後も編集ソフトで露出補正はできますが、明るさを今ここで確認したい人は撮影時に設定するといいです!
露出補正を簡単に言うと、カメラが「これだ!」という明るさにあわせて微調整することです。
Exposure Value を略して ev と表示することが多いです!
この露出補正によって明るくすることで暗いな~という写真撮影がある程度改善できます!
ただし、撮影モードがM(マニュアルモード)の場合、露出補正は使えないのでお気を付けください…!
絞り優先・シャッター優先モードに切り替えると使えることが多いです。
4:ホワイトバランス(WB)は白熱球にしよう
WB設定もイルミネーション写真の質に影響します!
色合いを自分好みにするためにWBは欠かせません!
特におすすめしたい設定は「白熱球」です^^
白熱球は色温度が低め(3200K前後)で暖色系の仕上がりになります。
暖色のイルミネーションは冷えた夜を温かく見せる効果があり、ロマンチックにもなりますよ!
ポートレートと組み合わせるとなお素敵になります!!
5:レンズフィルターを使ってみよう
撮影の幅を広げるために、レンズフィルターを使うことが何より大切になってきます^^
そのレンズフィルターのおすすめを次のところでお話します!
イルミネーションおすすめのレンズフィルター
続いて、イルミネーション撮影に持っておきたいレンズフィルターを紹介します!
大きく分けると3つ、スマホ用が2つ、合わせて5つあります!
これらのフィルターを装着することでより映えるイルミネーションが撮れますよ^^
もちろんスマホバージョンもあるので、スマホ勢の方でも撮影をより楽しめるために参考になればと思います!
1:Kenkoクロスフィルター Rクロススクリーン4本線
まず紹介するレンズフィルターは、KenkoクロスフィルターシリーズのRクロススクリーン4本線です。
こちらはれおが初めてクロスフィルターを買ったときのものです。
4本線となると、ライトから十字マークが出るので、キラキラした感覚になりますよ!
これがそのクロスフィルターで撮った写真例です^^
中には、線が長くくどい!と思われた方もいると思います…
そんな方におすすめするのが次の6本線のクロスフィルターです!
2:Kenkoクロスフィルター Rトゥインクルスター6本線
続いては、同じくKenkoが作ったクロスフィルターの6本線です。
実は、Rクロススクリーンの6本線も発売されているんですが、線が長くくどいのが好きじゃない、という方には「Rトゥインクルスター」の6本線をおすすめします^^
控えめな感じで雪の結晶みたいな線((*)みたいな形)が出るので、冬の風物詩でもあるイルミネーションにもってこいです!
3:Kenkoミストフィルター ブラックミストNo.1
こちらはブラックミストフィルターという、コントラストを下げてドラマのような演出を再現してくれるものなんですが、結構イルミネーションにも効きます!
同じようなものに、ホワイトミストがありますが、ブラックミストのほうがコントラストを残したまま柔らかな光に包まれた雰囲気が出るため、ブラックをおすすめします^^
イルミネーションのロマンチックな演出を手助けするのにおすすめです!
スマホ1:52mm径スマホ用クロスフィルター(6X)
スマホ用レンズフィルターでまずおすすめしたいのは、やはりクロスフィルターです^^
クロスフィルターの有無で全然きらびやかさが違ってくるので、ほぼマストといってもいいでしょう。
ちなみに6Xというのは、6本線のことです。他にも4X、8Xもラインナップされています!
スマホ2:K&F Concept CPLフィルター(スマホグリップ) 52mm
スマホ用レンズフィルターおすすめ2つ目はサーキュラーPLフィルターです^^
PLフィルターは写すものを色鮮やかに、反射を抑える役割がありましたね!
特にイルミネーションは明るく白トビしやすいため、PLフィルターを使うとそれが軽減されます。
52mm径なので、iPhone13以降のProシリーズでもまかなえます。
まとめ
以上より、イルミネーションがうまく撮れないのはなぜか?撮り方のコツについてお話しました!
また、おすすめのレンズフィルターもいくつかご紹介しました。
上手に撮るためにはまず原因を知る、これに尽きると思います(*^^*)
原因を見つけるのにお役に立てられれば幸いです!
レンズフィルターを撮りたい雰囲気に応じて使い分けていくと自分なりの写真になります!
それでは良いイルミネーション観覧を!!
コメント