待ちに待った花火の季節!
昨今では夏に限らず色々な季節に打ち上げられることが多い気がします^^
日本人の人生を彩ってきた花火、普通に撮影すると何かイマイチ…
そんな撮り方に悩まれるシーンを良く見受けられます(;^ω^)
それに撮影現場は夜とはいえ蒸し暑いのでなにかと撮影を快適にする方法、アイテムも知りたいですよね!
では撮り方のコツとは何か?そして僕のおすすめしたい暑さ対策、アイテムについてお話ししていきます♪
花火は、思い出いっぱいの被写体
花火について、皆さまもたくさんのエピソードをお持ちではないでしょうか?
僕のエピソードは、小学時代の夏祭りの花火打ち上げ時、家族みんなでBBQを囲みながら声を上げて鑑賞を楽しんでました^^
ですが終わって片づけをしてる時になんと僕のカメラ(この時は1万円もしないコンデジでした!)を壊してしまい、絶望した記憶があります汗
でもそれも含めていい思い出となりましたが…笑
前置きは置いといて…笑
何が言いたいのかというと、
写真撮影というのはただ撮るだけじゃなく、「思い出」を感じあとに残す取る行為だと思っていることです!
その「思い出」を最大限そのままに生かして撮りたいですよね^^
ここからは、その思い出を最大限に生かせるような撮り方のコツについて触れていきます^^
花火の上手な撮り方
結論から言ってしまえば、カメラの基本設定のほかに
- 露光時間は5秒を目安に撮る
- シャッターの切るタイミングをつかむ
- MFにして撮影
この3つです!
花火の上手な撮り方とはいっても人によって定義は異なると思います。
でもだいたいは、実物(花火という形)に近づけたいですよね。
これからお伝えする花火の上手な撮り方さえ知っていれば、少しでも上達すると思います!
カメラとレンズの性能やモデルに関係ありません^^
たとえ入門カメラでもうまく撮れます!
カメラ設定
まずは僕が撮影した時のカメラ設定をお伝えします^^
BULBとはシャッターボタンを押している間にシャッターが開く設定です。
つまり「シャッター速度=ボタンを押す長さ」になります!
花火は出現する時間の長さがバラバラなので臨機応変に対応できるBULBにしておきます。
M(マニュアルモード)は、シャッター速度とF値を自分好みに調節できるモードです。
露光時間
露光時間とは、シャッターが開いている時間をいいます^^
シャッターが開いている時間が長いほど光を多く取り込むことができます。
露光時間といっても、花火大会の規模によって2パターンあります!
1つ目が1つずつ単体で打ちあがる場合で、もう1つが一度にたくさん打ちあがる場合です!
1つずつ単体で打ちあがる場合
露光時間5秒ほどがベスト
明るさが足りない場合や殺風景だと感じた場合は複数の写真を合わせて比較明合成!
一度にたくさん打ちあがる場合
露光時間BULBで1分程度、ここでNDフィルター必須です!
NDの濃さはND4~8が良いです(^^♪
特にNDフィルターなしでの撮影時は、露光時間が長すぎることによる白トビに気をつけながら撮るといいですね^^
シャッターを切るタイミングをつかむ
シャッターの切るタイミングは、
「打ち上げ初めの音が聞こえた瞬間から、玉が開いた1~2秒後まで」
が最も良かったです!
一度にたくさん打ちあがる場合は、
NDフィルター(ND4~8)装着したうえで、1分くらいまずシャッターを押してみましょう!
MFにして撮影
撮影現場は暗い場所が多いため、カメラが距離感と被写体を認識しなくなりがちです(;^ω^)
また、意図しない場所にピントが合ってしまうのを避けるため、自分でピントを合わせられるMF(マニュアルフォーカス)にし、無限遠(∞)で撮ります。
NDフィルターは必要か?
よく、NDフィルターは必要なのか聞きますが、
結論から言ってしまうと、必要になります!
というのは、NDフィルターによる白トビ抑制が役に立つからなんですね~
基本的に暗い場所で撮るため、どうしても黒つぶれは避けられない。
かといって露光時間長くしたりISO感度を上げたりしても白トビしたり、ノイズによる画質劣化にもなりえます(;^ω^)
また、NDフィルターを装着することで、
彩り豊かになり、華やかな演出を写真に表現できるので持っておいて損はないです!!
おすすめのNDフィルターは固定、可変タイプ問わずND4~8です。
僕自身はK&F ConceptのND可変式タイプ使っているがとても重宝しています^^
可変式でありながらムラがとても少なく自由自在にNDの濃さを調節できるからです!
また、Kenkoの可変・固定フィルターとも丈夫な上に使いやすいですよ^^
花火撮影を快適にするアイテム3点+α
次に、花火を撮影するときにあってよかった快適アイテム3点+αをお伝えします^^
最後は何かとちょー大切なのでぜひご覧いただけると幸いです!
冷感シート
夕方から夜間とはいえ、今の日本は熱帯夜レベルの高温多湿、打ち上げ場所の近くにいる場合花火の熱でより体感温度が高くなります。
なので冷感シートを常時持っておくと爽快感持って撮影に臨めます!
冷感シートはコンビニにも置いてあることがほとんどなので手に入れやすいのが特徴です。
虫よけスプレーまたはリング
基本的に外での撮影になるうえ、人もたくさんいるために蚊などの虫がやってくることも十分見込まれます。
虫よけスプレーをもってスプレーすることで虫刺されによる不快感を抑えられます!
虫よけリングも効果的です!スプレーが他人など意図しない場所にかかることもないので安心です^^
懐中電灯
夜の暗い中、撮影機材の出し入れやレンズ交換、その他必要なものを取り出したいときに懐中電灯があったことでホント助かりました!
また、立ち去る際の忘れ物確認のときも役に立ちました(>_<)
移動時の足元を照らすのにももちろん重宝します。
【+α】予めダウンロードした地図
え?それが大切なこと?って思われる方もいるかと思います。
実は、経験された方もいると思いますが、会場はかなり電波が悪いんですよね~(;^ω^)
電波が悪いと当然、GoogleマップやYahoo!地図などの地図アプリが機能しなくなります。
花火会場の地図はもちろん、最寄り駅までの経路や近くのコンビニ、トイレ、駐車場は良くチェックされるので、機能しなくなるとチェックできなくなってしまいます…
また、会場の主催側がPDFや紙で会場マップを配布するので何かと助かります^^
(紙媒体のマップを見るときにも懐中電灯は役に立ちます)
地図アプリはオフラインで見れるようにダウンロードできると思うので(Googleマップはできました)、会場に来る前にダウンロードすることを強くおすすめします!
さいごに
いかがでしたか?
これより、花火を上手に撮るコツ、あると撮影がはかどるアイテムをお話ししました。
NDフィルターがあることでグンと撮影の幅が広がると思いますし、NDフィルターがなくても比較明合成によって素敵な花火の写真に仕上げることができます!
この記事を通して、皆さまが少しでも楽しい花火鑑賞、撮影ができることをお祈りしています^^
ではまた次の機会でお待ちしてます!