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曇りだとうまく撮れないのはなぜ?曇りの日でも上手に撮影するコツ!撮影グッズも紹介するよ!

写真とカメラ

気持ちは常に晴れでありたいアウトドア派の学生カメラマンれお(@leot_theta)です!

最近、曇りと雨の日が多い、または日照時間が少なくありませんか?

気象庁によると、最近では複数の大雨前線と、温度差の大きい空気のカタマリの衝突が相まっているからだといわれています。

それはともかく、曇りの日だと写真が映えない、なんて経験したことがある方も多いはず。

ここでは、曇りの日にうまく写真が撮れないのはなぜか?曇りの日でも上手に撮影できるようになるにはどうしたらいいか?の疑問に答えていきます!

また、曇りの日にピッタリの撮影グッズも紹介するよ!

れお個人の主観が含まれるため、あくまで1つの情報だということご了承ください<(_ _)>

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こんな方におすすめ!
  • 最近天気が曇ってるな~と感じている
  • 曇りの日だとうまく写真が撮れないと悩んでいる
  • 曇りの日でもうまく撮影するコツが知りたい

曇りの日にうまく写真が撮れないのはなぜ?

曇りの日でも撮影するコツをお伝えする前に、なぜうまく撮影できないのかをこちらでお話しますね^^

曇りの日とは、太陽の光が雲にさえぎられてしまっている状態で、当然晴れの日と比べて薄暗いです。

光は少なすぎるより多いほうがいいので、晴れの日が映えます。

曇りの日は、以下の4つの要因が合わさってうまく写真が撮れないと思われます…

理由1:光の量が少ない

まず考えられるのは、雲によって太陽からの光がさえぎられてしまうことです。

明るい場所でなければ当然黒つぶれしてしまうところも出てくるため、

イマイチしっくりこない…という写真になります。

また、暗い部分にノイズが発生することがあります。

というのは、カメラは暗い部分を補うように明るさを調節する性質があるためです。

明るさを電子的に上げると(感度を上げると)ノイズも出やすくなります。

理由2:影が見えないため立体感に欠ける

晴れの時と曇りの時、1つ決定的な違いがあります!

それは、影がないことです!

地面にうつる影は明るい部分と暗い部分のギャップが大きく、鮮明な写真になるんですが、曇りの
日のようなフラットな光の向きだと影が見えない、もしくは見えづらくなってしまいます。

すると立体感に欠け、鮮明度が落ちてしまうのです…

また、影はコントラストを生み出す働きもあるので、シャープに撮りたい!という場合に不向きになります。

理由3:色鮮やかさが半減する

太陽からの光は強いので、晴れの時は色鮮やかに、くっきりと撮れるんですが、

曇りの日だと光の受け取る量が相対的に少なくなるので、本来の色彩をうまく発揮できなくなります。

理由4:レタッチが難しい

最後に、撮るときだけではなく撮った後も難しいケースが多いです。

そうです、レタッチも難しいです…汗

写真を上手に仕上げるコツとして、

  • 光と影をよりわかりやすく
  • コントラストを高めにしてダイナミックに
  • より色鮮やかに

などが挙げられますが、曇っているときの写真だとこれら3つすべてが困難になります。

曇り空は色彩がなく白かグレーなので、色の調節が上手くいかず、のっぺりとした、まるで貼り付けたかのような仕上がりになってしまいます。

曇りの日でも上手に撮影するコツを紹介!

ここまでを聞くと、やっぱり曇りの日って撮影に不向きじゃん!

って思われるかと思います(;^ω^)

ですが不向きと考えるのは早計ですよ?^^

曇りの日だからこそ表現できるものだってあるんです!

ここから、曇りの日だからこそ上手に撮れるコツを3つ紹介します。

花などの被写体にフォーカスしよう

曇りの日は、全体の風景写真を撮るのには確かに不向きですが、1つの被写体を撮るのには向いています。

晴れの日だと明るさがゆえに余計な背景まで映り込んでしまうことがあるのに対し、曇りの日は背景を黒くしやすいため、被写体の美がより引き立てられます。

下の写真のような、曇りの薄暗い空間だからこそ背景を黒くすることで、コスモスの美が引き立っています^^

色温度を上げてみよう

こちらは、撮影後の場面になってしまうものの、実は色温度を上げる、すなわち写真全体を青色寄りにすることで、曇りのどんよりとした雰囲気をむしろ活かすことができます!

色温度は、色の温度を数値化したもので、K(ケルビン)で表すんですが、

色温度が大きいほど青色に近づき冷たい印象に、小さいと赤色に近づいて暖かい印象になります^^

レタッチするときに色温度を調節できるので、あなた好みに調節してみてくださいね!

白黒写真を撮ってみよう

曇りの日だとなんだかそっけない雰囲気がありますよね。

うまく撮れない理由の1つに挙げた通り、色鮮やかさが晴れの日と比べると落ちるのでそっけなく感じます。

色落ちしてしまうのであれば、いっそ色をなくし白黒にしよう!という発想です!

そっけない雰囲気を活かしてクールに表すのが白黒写真の1つの魅力だと思っています!

曇りの日の撮影グッズおすすめ!

上手に撮影するコツをお伝えしたうえで、続いておすすめしたい撮影グッズを紹介します!

撮影グッズといっても、すべてレンズフィルターです…笑

これから紹介するレンズフィルターは曇りの日常をぐっと魅力的に写してくれる、もはやカメラマンの味方です!

あなたの撮りたい写真に応じて使い分けてみてくださいね!

1:PLフィルター

PLフィルターは偏光フィルターとも呼ばれる、反射を抑制する構造になっているフィルターです^^

曇りの日でも反射光を抑えてくれる働きがあり、それによって写っているモノの色を鮮やかにする効果があります!

2:NDフィルター

長時間露光(スローシャッター)にトライしてみるのもアリですね^^

雲がたくさんある空を生かして雲の動きを撮ると、ダイナミックな表現ができて面白いですし、
滝や川など水の流れを撮るのもおすすめ!

曇りというちょっと薄暗い雰囲気を逆手にとること落ち着いた素敵な写真になります!

れおはK&F ConceptのNDフィルターを愛用していますが、可変NDでありながらムラがなく使いやすいです^^

3:Kenkoレンズフィルター プロソフトン B

こちらもKenkoが出したプロソフトンというソフトフィルターです^^

ソフトフィルターがもたらす柔らかな効果と、曇りの日の柔らかな光の相乗効果によって、特にポートレートや花といった柔らかな雰囲気を出したい時に大いに役立ちますよ♪

AとBの2種類ありますが、それぞれ効果の強さを表していてBのほうが強めです。

4:Kenko ホワイトミスト No.1

最後に、このホワイトミストフィルターは曇りの日の柔らかな光をより引き立たせる効果があります!

また、コントラストを下げ控えめな雰囲気を作ってくれるので、曇りだからでるかすみ(もや)をうまく活用することだってできますよ!

季節の花を撮影するとき、このホワイトミストフィルターでふんわり幻想的に撮ると面白いですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか^^

今回は曇りの日でも楽しく、そして上手に撮影できるコツについて、

またおすすめしたい撮影グッズを紹介させていただきました!

曇りだからといってすべてにおいて撮影がはかどらないというわけではなく、

むしろ曇りだからこそ表現できるものがあるんだな~、と思っていただければ幸いです!

最近晴れの日が少なく写真撮影の気になれないな~と思っているあなたに少しでも心に響いてくれたらなと、は思っています^^

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