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紅葉がうまく撮れないのはなぜ?3つのあるコツで上達できる!【紅葉を上手に撮りたい人必見!】

写真とカメラ

涼しさを求めて紅葉狩りしたい学生カメラマンのれお(@leot_theta)です^^

もうじき本当の秋らしい温度になってきましたね。

長かった夏の暑さも過ぎ去り撮影日和となりました!

秋といえばやっぱり紅葉ですよね!鮮やかな赤に染まったもみじは印象にいつも残りますよね。

目で見たまま写真を撮ったら、なんかイマイチ...そんな経験はないですか?

れおも正直悩んでました…

撮るとなると、色がつぶれたりなんとなくごちゃまぜに見えちゃったりでダサい写真だなぁと思ってました...

逆光だともう何が何だか...状態です。

そんな写真卒業したいですよね(;^ω^)

ここではいつも撮ってる紅葉をグレードアップするコツをお伝えします!

特に難しいことはありません、あることを意識すればだれでも撮れますのでご安心を^^

なぜ紅葉写真が肉眼で見た紅葉と違くなるのか

先ほど言った、「実際に肉眼で見たときは素敵だったんだけど写真となると納得がいかない」現象、どうして起こるんでしょう?

この記事を読まれているということは、そのような思いを抱かれているのだと思います。

大体がれおの主観になりますが共感していただければ幸いです^^

人の目は無意識にピントとボケを作っている

まず考えられるのは、人間は実物を見るときに無意識的に周りをぼかしている、ことです。

今見ているモノに対してしか焦点が当たってなく、他の、視界にある空間は自動的にぼかしているのです。

これを写真に置き換えると「紅葉に後ろボケが際立ってる」状態です。

ただし写真を撮るとき、こうした「ボケを作る」のにはある程度工夫されない限り全体的にピントが合ってしまいます。

これがいわゆる「のっぺりした」雰囲気が生じる写真となる要因です(;^ω^)

肉眼では「無意識的に」ピントとボケがつりあう一方、カメラは「意識してやっと」ピントとボケがつりあいます。

つまりカメラはテクニックを必要とするが、肉眼で見るように無意識に撮ると「ん?なんか違うな」現象が起こります。

光が入るとカメラは勝手に暗く調整することがある

実はカメラって露出を自ら調節しています。一部が明るすぎると全体像に合わせて調整します。

これによって明るいほうにもっていってしまい暗い部分がより暗くなる事態が生じます。

人は、視界が明るすぎても瞳の大きさを大きくしたり小さくしたりで順応してますが、カメラのように視界(像)が暗くなったりはしませんよね?

これが「鮮やかさが半減してしまった」現象が起こる要因です。

紅葉写真がダサくなる原因とは

さて、ここからはダサくなってしまう紅葉写真の撮り方の典型例についてお話します。

ハッ!となってしまっても全然大丈夫!最初はだれでもそんな感じです(^^)

のちにここで話すテクニックを意識すればだれでも上達できると強く思っています!

法則として、

人は「立体的に見えるのを好む」こと!

この法則もこれから当てはめていきたいと思います。

主題が何かわからない

実際に見た景色と写真がそれぞれどうして見え方が違うのか、それは3Dか2Dかどうかの違いにあるからです。

実際に見たときは3D、すなわち立体ですが、写真は平面です。よって写真だとのっぺらとしたダサい感じに見えてしまうのです。

ゆえに写ってるものすべてが同じように見えてごちゃまぜに見えてしまうのです。

写真は、遠近法や影などによって立体を表現しているにすぎないため、紅葉も何か立体感をつけるのがポイントになってきます!

そのポイントはズバリ、

主題と副題の関係を意識すること!

といっても言葉だけだと分かりづらいと思うので、例を挙げると、

モミジの葉(主題)にピントを合わせ、後ろまたは前に玉ボケ(副題)を作るといった感じです!

副題があることによって主題が目立ちますし、何より玉ボケというのが立体感を生み出してますね(^^)

ここで!「あの法則」が当てはまりましたね(^^)

これで実際に見たような立体的な光景に近づきます!

下の写真はピントが主題に合っていて、ボケが右上に来ているので立体感ある仕上がりになりました!

初心者には望遠よりのレンズをおすすめしたいです!

これは、撮りたい主題を絞りだすことができるからです。

ついつい初めは欲張って紅葉全体を撮りたい気持ちも十分わかりますが、結果的にのっぺらした地味な写真になってしまいます。

また、全体を撮る際まったく関係のないものも写ってしまい、ごちゃごちゃの要因にもなります(;^ω^)

写真撮影はいかに必要最小限にまで被写体を絞ることができるかがカギとなります!!

より追及するとなると、明るい望遠マクロが理想となってきますが、標準の望遠レンズで撮っても十分にボケが作れます。

焦点距離100mm以上の望遠レンズを使うとボケが作りやすくなります。APS-Cモデルでしたら簡単に望遠よりの画角で撮れます。

フルサイズとの比較も兼ねAPS-Cのメリットについて下のリンクでお伝えしてます!

光(露出)のバランスが悪い

次に光の活用の仕方によって写真の仕上がりが左右されます。

光をいかに上手に活用できるかが上手い下手を分かれさせる、といっても過言ではないほど光って大事です^^

光には3つの条件がありましたね!

順光」「逆光」「サイド光

ですね!

順光は、太陽光の向きと同じ方向にカメラを向けることで被写体の色をダイレクトに出す光の条件です。多くの人が逆光を避け、順光で撮ることが多いと思います。

一見簡単そうに思えますが、いざ撮るとベタな彩色となり薄暗い感じに写ってしまうのです。

植物全般は暗くなりがちなので、プロが撮るような写真を撮るには光の具合と向きに意識する必要があります。

背景を定めていない

モミジの葉だけじゃなく背景選びも大切!

背景は「副題」となるため、主題であるモミジの葉をより引き立たせる働きがあります。

ポイントは、背景の色を1つ、多くても2つであること!

色がごちゃごちゃしているとモミジの葉が目立ちづらくなり、結果のっぺりした地味な紅葉写真になってしまいます…

おすすめは、主題のモミジの色より薄めの赤色、黄色、黒のどれか1つです!

背景をボカすのも一つの重要ポイントですね^^

美しくぼかすためにはF2以下の明るい単焦点レンズが欠かせませんが、持ってなくても、

最近のLightroomは背景ぼかし機能が搭載されているのでこちらでぼかし具合を調節するのもアリです!!

開放F値が小さいレンズほど、玉ボケもきれいに写ってより素敵に撮れるので、
個人的に次に買うレンズとして単焦点レンズ(望遠よりだとなおグッド)を検討することをおすすめします^^

以下の記事で単焦点レンズの魅力について語っていますのでよろしければ!
単焦点レンズの魅力とは!

紅葉写真をグレードアップするテクニック

イマイチだな~と思われる要因を3つお伝えしたところで、これらを改善すべくグレードアップする方法をご紹介します!

キーワードは、「光」「影」「主題」「背景」でしたね。

これらのキーワードに沿ってお話します^^

逆光を狙おう

逆光撮影に抵抗がある方もいるかと思います。

確かに、人物を撮るときは逆光撮影はスキルが必要になってきますが、紅葉をはじめ、葉っぱや花全般はむしろ進んで逆光撮影しちゃいましょう!

もちろん植物の中でも逆光が合わないものもありますが、葉っぱや花の多くは光を透過する特徴があるため、ディテール(細かい部分)を写しながら色鮮やかに撮ることができます。

その際、最初は太陽とモミジの葉が重なるように撮るのがおすすめ!

太陽と葉っぱの位置がずれると葉っぱが黒つぶれする場合があります。その上、太陽に直接レンズを向けることとなるため、長時間向ければレンズの故障にもつながります。

慣れるまでは重なるような構図で撮ることをすすめています!

慣れたら、少しだけずらして太陽の光芒とモミジのツーショットにチャレンジしてみましょう!!

ただしくれぐれも直接ファインダーで太陽を見ないこと!これに気をつければ楽しい紅葉撮影になるでしょう。

露出補正を明るめにしよう

逆光で撮影すると色鮮やかにはなるけど、どうしても全体が暗くなりがち…

少しの風でも葉っぱが揺れるのでシャッター速度を遅くするとやっぱりブレる(;_;)

かといってISO感度を上げるとノイズが…

そんな時に役立つのが「露出補正」です(^^)

撮影後も編集ソフトで露出補正はできますが、明るさを今ここで確認したい人は撮影時に設定するといいです!

露出補正を簡単に言うと、カメラが「これだ!」という明るさにあわせて微調整することです。

Exposure Value を略して ev と表示することが多いです!

それてしまうので、露出補正の詳しいお話は割愛します(^ ^;;)

露出補正を+1ev~+2ev くらいに設定して撮ると逆光でも十分な明るさになります(^^)

主題の周りを意識しよう

先ほどもお話したように、1~2色のシンプルな背景を意識することがポイントです!

まず撮りやすいのは、背景をぼかして紅葉の色(黄色やオレンジ色など)に近づけることです。

紅葉の隙間から空や太陽からの光が差し込むので、玉ボケも写りやすくなります。

後ろボケはもちろん、前ボケもチャレンジしてみるとより一層写真のレパートリーが広がりますよ!

前ボケにすることで、主題に対する興味を見る側に与える効果があるので、映える紅葉写真に一歩近づきます!

背景を黒にしたい場合は、どうしても逆光だと撮れないので、露出補正を十分に意識することが大事になってきます。

そのうえで、トンネルの穴や森などの暗い場所を背景にしてみましょう(^^)

背景選びは、自分の持っている写真に対するストーリーを膨らまして撮るのがベストですね!

【応用】オールドレンズで撮るのもアリ

撮影スキルではなくレンズから攻めていこう!的な思考です笑

最近になって「オールドレンズブーム」が到来してるなぁ~、って思います。

インスタの投稿を見ても「オールドレンズで撮影」といった写真がところどころあります。

オールドレンズの何が良いのかというと、フレアが簡単に作れることです!

フレアを簡単に説明すると、円で囲むように現れる明るい光のことです。

下の画像からわかるように、円形の光跡がいくつかあります。これらがフレアです!

フレアのほかに、柔らかく淡い雰囲気の写真が撮れることも魅力です。

いわゆる「エモい」写真が手軽に撮れるということですね!

紅葉写真の風情にもまさにピッタリなレンズです。

なかでも有名なのはPENTAXの Super Takumarレンズですね!

まとめ

さて、ここまで、紅葉写真が映えない要因と撮るテクニックをご紹介しました。

紅葉写真がダサくなる要因として、

  • 主題が何かわからない
  • 光の具合が良くない
  • 背景が定まっていない

でしたね。

映える紅葉写真を撮るテクニックは

  • 逆光を狙う
  • 露出補正を明るめに設定する
  • 主題の周りを意識する
  • 【+α】オールドレンズで撮る

というように大きく分けて3つ、そしてプラスαを1つご紹介しました。

見られる期間が限られている紅葉。

その短い期間で自分の納得いくような、そして高く評価されるような写真だけは撮っていきたいですよね。

少しでもそのように思っている方に少しでもお役になれれば幸いです^^

では、よい紅葉狩りを!

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